Ibanezのギターについて!!①

みなさま、こんにちは!春日井ギター&ウクレレ教室 R studio代表、ギター講師、ウクレレ講師、演奏家の古田竜之介です。
本日はIbanez好きは同士じゃ!!というおはなし。日本、愛知県が誇る世界的楽器メーカーのIbanez。そうそうたるレジェンドミュージシャンで使用しています。スティーヴ・ヴァイさん、アンディ・ティモンズさん、ichikaさん、ジョージ・ベンソンさん、パット・メセニーさん、ジョン・スコフィールドさん。今思いついた中でも、これだけのレジェンドミュージシャンがIbanezのギターを使っておられますね!!
僕は、Ibanezがとにかく大好きです。かなり弾きやすいのです!!もちろん、フェンダーも大好きだし、ギブソンも大好き。フェンダーUSA製のエリック・クラプトンモデルは、もう僕の中では絶対手放せない最強のギターだし、ギブソンの1998年製レスポールスタジオ、レスポールの中ではかなり廉価版とされているけれど、僕はかなり気に入ってつかっています。僕のメインギターは今も昔もXotic guitarsの初期のテレキャスターモデル。フロントのピックアップがハムバッカーで、ジャズもいける優れもの。
それらはもちろん素晴らしいのですが、なにか新品のギターを買おう!となったら、間違いなくIbanezを選びます。事実、僕Ibanezのギターは5本持っております。
ストラトキャスタータイプのブレイザーというモデルが一本。わざと塗装を剥がしたようなデザインの、レリック加工されているセミアコースティックギターが一本。ミニハムバッカーがフロートでくっついているAFCというモデルのフルアコースティックギターが2本。ハムバッカーピックアップが2つ付いた、AGというモデルのいわゆる普通のフルアコースティックギターが一本。合計5本。持ちすぎー!!と思われるかもしれませんが、それぞれしっかり用途が分かれています。
ストラトキャスタータイプのブレイザーは、完全に汎用型。出先のレッスンや、ちょっとしたギグにもすぐ対応できるように、いつも家にあるし、車で移動するときには必ず積んで持ち歩いています。急なお仕事の依頼とか、時々あるためですね。つい5日前ほど前にも、覚王山のジャズフェスイベントに急遽ギタリストのご依頼をいただきまして、ブレイザーを持っていたので対応できる状況ではあったのですが、スケジュール上完全に無理なものだったので、丁重にお断りしました。でも、それくらい汎用性のあるギターをいつも持ち歩いているってのは大切なので、めちゃくちゃ重宝しています。割と古め、1990年代生産のギターですが、ちゃんと国内で作られているもので、めちゃくちゃしっかりしているし、音も良いです。どんなアンプに繋いでも、特に相性が悪いということもない。メイプルネック、メイプル指板に黒色の塗装をされたアルダーボディーという、僕の大好きな材質とデザインでできたギター。これでロックペグだったら、もっと最高なので、いつか代えるかも。一応アーミングもできます。スプリング固くてやりにくいですけれど…。Ibanezって、アームとかその辺のプレイアビリティ、つまり使いやすさとか、使い心地とかは常に最高!!ってイメージがあるのですが、僕のブレイザーは意外とそんなことなくて、結構頑固な作りというか、融通が効かない部分も多くあります。それは確かに少し昔のギターだからだよなーなんて思ったりしますが、その辺はなんかフェンダーの感じも出てて僕は好き。弾きやすさ云々でいうと、Ibanezのストラトキャスターとか、ディンキーっぽいギターとか、いわゆるエレキギター!!みたいな形のやつって、ネックがめちゃくちゃ薄いイメージがあると思いますし、実際現行のものはめちゃくちゃ薄いですが、このブレイザーはわりとネックゴツめです。厚すぎないけれど、薄くはない。ぼくは薄いネックがあまりしっくりこないタイプなので、これが1番の決め手でした。
今このブレイザーがかわいくて仕方がない!!今もテキスト作りで、こいつを近くに置いて仕事してます。
レリックのセミアコは、春日井ギター&ウクレレ教室 R studioに常時置いてあるギターとして活躍しています。セミアコは基本どんなジャンルの音も一応出せるので、合間に練習とか、撮影とかするとなると超便利。このセミアコは結構音が無骨でガサガサしているので、ジャズには少し不向きな感じですが、それを逆手に取ってすこし歪ませて演奏すると、結構いいかんじ。ブルースを弾くときの音としては、いい意味でチープな音になってすごく楽しいです。あと、すごく軽い!!ラッカー塗装で、ボディ小さめの薄め。だから取り回しが割と良い。欲を言えば、ヘッドの部分をもう少し小さいタイプの仕様にしてほしかった…。
すこしバランスが悪く、ヘッド側に傾きます。
そんなに気になるほどではないし、絶対ストラップ必須!!みたいな感じではないです。こいつの最高な点は、やっぱりネック。アメリカのギターフェスティバル向けに作られたものだそうなので、ネックもアメリカの方々向けにかなり太めの厚め。これが僕にとってはすごくしっくりくる!!最近はそこまで拘らなくなりましたが、昔はネックが分厚いやつじゃないと弾きたくない!!くらい思っていました。こいつも最高ですね。フロントのピックアップだけ、もう少し甘いトーンが出るものに替えようかなーとは思っています。
さて、このIbanezのおはなし、長くなりそうですので、また明日に続きます!!