楽器のメンテナンスと出音のおはなし。

みなさま、こんにちは!春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、ギター講師、ウクレレ講師の古田竜之介です。早速本日の演奏動画を載せておきます。今日はジャズギター。

【ジャズギター】ストラトで軽いリズム。〜Jazz music with Ibanez stratocaster & Marshall amplifier〜

すっかり春ですね。そして花粉がやばいです。黄砂やばい。この時期にはもう一つやばいことがあって、それは楽器の状態です。季節の変わり目、特に冬から春、夏から、秋は楽器のメンテナンスをしたほうがいい区切りって感じです。
結構ネックは反ってることが多いです。やっぱり頻繁に見といたほうがいいのは、ギターの場合ネック。アコースティックギターもネックですが、加えてブリッジも見といたほうがいいですね。
ウクレレもブリッジが浮いている事はあったりするので、見といたほうがいいです。
最近、出先でよく使っているIbanezのストラトキャスターをメンテナンスに出したのですが、返ってきたらびっくりするぐらい弾きやすかった。
多分、ネックが順反りしていたので、弦高が高かったのかなと思います。弦高が高いと、ブルージュの演奏やファンキーな演奏するときには結構いい音する場合があります。でも僕はけっこう弦高下げて、低いかたちでセッティングします。
仕事柄毎日、1日中弾いていることが常なので、なるべく指に負担のかからないセッティング。
ニュアンスが出しにくかったりすることもたまにあるのですが、それはもう腕の見せ所ですね。このセッティングで、どんな良い音も出せるように練習すること。出音のチェックはすごく大事だと思っています。右手のピッキングだけではない、左手の押さえ方でもニュアンスと言うのは変わってくるので面白いのですが、あまりニュアンスにこだわりすぎて、自分の手に負荷をかけてもいけない。体に優しいフォームや弾き方を常に意識して、その上でどれだけ良い音を出せるか。最近の課題はもっぱらこれです。やっぱり手が楽に動く方がリズムにもしっかり乗れます。ただあえてちょっとレイドバックしたような演奏しようとすると少し左手が力んでしまうところがあるので、それは要注意ですね。生徒さんにも時々言うことですが、ギターの演奏の仕方において、絶対にこうするべきと言うようなクラシックピアノのような法則は無い。ただご自身の出している音をしっかり聴いて、今綺麗な音が鳴っているか、かっこいい音が鳴ってるか、そもそもかっこいいとはどんな音なのか、ジャンルにもよるけれど、どんな音を自分はかっこいいと思うのだろうか、それを知るためには、いろんなミュージシャンを聴いたほうがいいですね。とにかくご自身の音、楽曲をよーく聴くことが大切ですね!
それってけっこうむずかしい。
もしよろしければ、出音やその確かめ方からお伝えをしっかりできる当校に、ぜひ一度お問い合わせください。感動できるほどのレッスンをご体験いただけるかと思います!