ブルースロックについての続き記事。
みなさま、こんにちは!春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、ギター講師、ウクレレ講師、演奏家の古田竜之介です。
本日の演奏動画を貼っておきます!今日はブルースロックの演奏。
【ブルースギター】素直なブルースロックのつもり。〜Blues rock with Ibanez semihollow guitar & Marshall amplifer〜
先日もブルースロックについて書きました。
基本的に、ブルースロックと言うのは、デルタやシカゴ、テキサスなどの古いブルースやちょっと新しめのアーバンブルース、それよりも、もっと新しいモダンブルースなど、ブルースミュージシャンが作り上げて行ったいわゆるストレートアヘッドなブルースをもっと派手にした音楽と言うイメージが1番近いかなと思います。
イギリスのロックミュージシャンたちが、こぞってブルースをロックに昇華させたのがブルースロックである、そんなイメージが強いと思いますが、前にも書いたマイクブルームフィールドさんはシカゴ生まれですし、ジョニー・ウィンターさんやスティーヴィー・レイ・ヴォーンさんももテキサス生まれ。
やっぱり、Led ZeppelinやCream、ローリング、ストーンズ、日本では、イギリスのロックシーンがすごく鮮烈だったというのもあると思いますが、必ずしもブルースロックはイギリス人がアメリカで成功させた音楽という感じでもない気がします。
もともとロックっぽい古めのブルースっていうのもありました。
例えば、フレディ・キングさん!春の演奏は結構ロックを感じると思います。
あと、Magic Samさん。サムズブギーと言う曲があるのですが、この曲はかなりロックっぽいなぁと個人的には思っています。片やスイートホームシカゴみたいな、ブルースの父、ロバート・ジョンソンさんの曲をやっていたりもするので、マジックサムさんに関してはうますぎるブルースギタリストって感じ。
実は、生粋のブルースギタリストの中で1番好きなのはアルバート・キングさんです。これは前にも記事にも書きましたね。彼はもう彼にしか弾けない演奏をするので、ロックっぽいとかでもない気がするし、伝統的なブルースマンっていうには破天荒な演奏だし、ジャズっぽくもないし…。そういう天才性のある、唯一無二で最強な感じが、たまらなくかっこいいと思っています。
ブルースの帝王的な、素晴らしい演奏をされるB.B.Kingをがっつり喰ってしまうことができる方がいらっしゃるとしたら、アルバート・キングさんかバディ・ガイさんくらいかなぁと思います。
ただ、彼らは爆発力はすごいけれど、安定感という意味ではやっぱりB.B.Kingさんに一票かな。
でもやっぱりどちらが良いということではないですし、どちらもものすごく魅力的です。