演奏とビジネス。

みなさま、こんにちは!春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、ギター講師、ウクレレ講師、演奏家の古田竜之介です。

ときどき会社を経営されておられる方、会計事務所や法律関係の事務所を運営されておられる方々と結構深いお話をする機会があるのですが、これまでの中でも、とくに鮮明に覚えている話題があります。

「ビジネスと演奏の1番の違いってなに?」ってきかれたときのことでした。
すこし広い意味で捉えることもできる質問なので、ちょっと迷いました。
単純に、経営と演奏の仕事の違いのことかとも思いましたし、自分の演奏を突き詰めることと、演奏自体をビジネスとして成り立たせることの違いについてなのかとも思いました。
ただ、話の流れ的に、本当にシンプルで、競技みたいなものとして、ビジネスと楽器演奏ってどんなところが違う?ってことな気がしまして。
まだ20代だった僕が、そんなことを目上の方におはなしするのもどうなんだろうと思いましたが、まあ素直に答えてみようと思った結果、僕の答えはこんなかんじでした。
「ビジネスは、いける!と思って失敗することも多いけれど、演奏は絶対無理!!と思っていたことが意外とできるようになることです」という形でした。

なんでもそうだと思いますけれど、なんかこれできる気がする、ってイメージが湧いたものって、大抵できます。
逆にぜったいむいてない!!と思ったものはやっぱりあまり成果が上がらない事が多い。
結構何にでも当てはまることだと思いますし、
演奏も実際そういう部分もあります。

でも、自分の演奏経験や、なにより生徒のみなさまからいただく声は、こんなに弾けるようになるとは思わんかった!って事がかなりある!!

なんか、もし演奏で壁にぶつかっても、しばらくもがいているといきなり壁をギュンって飛んでこえていく瞬間が、かなりあります。
そのギュンと壁を越える体験を何十回、何百回としてるイメージが僕の中ではあります。

ただ、ビジネスは正直そのギュンって急に壁を越えるみたいな感覚はないです。少なくともぼくにはない!!
もっと泥臭くて、もっと地道。
当たり前のことを本当にしっかりとやって、思いついたことは全て試して、たまに恥をかいて、理不尽にさらされたりして、それでもしっかりルールを守りながら誠実に取り組んでいくと、だんだんとゆるやかに豊かになっている。
今までを振り返るとそんなイメージです。
これは僕に突出した経営の力や先見の明がないからなのかもしれないけれど、それを嘆いても仕方ないので、明日もしっかりと自分のできる限りのことをがんばる!!
たまには無理もしちゃう!!w
でも、無理をしすぎると余裕がなくなって誰かを傷つけてしまうこともあると思うので、ほどほどに!

明日も楽しくがんばります!!