練習時間について。

みなさま、こんにちは!
春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、
ギター講師、ウクレレ講師、演奏家の古田竜之介です。

今日は楽器の練習時間について。
僕は、楽器の演奏や講師を生業としている人の中でも、たぶん結構練習する方です。
というか、基本的に仕事でもう十分弾くので練習しない方もけっこう多いし、それで全然いいと思います。
僕は不器用なので、ゆっくり染み込ませるように時間をかけて練習して、それでやっと技術を自分のものにできるみたいなところがあるので、しゃあなしやっています。

でもやっぱり、楽しいからってのもあるけれど。
だから、けっこう時間をかけすぎてしまうことがあります。
時間を忘れて、というか無視して結構弾きつづけてしまうことがある。
僕個人的な考えですが、あまりよくない!!
練習って、ちゃんと頭を使って、なぜその練習をやるのか、いかに効率的に指や脳に負担をかけず、その技術を習得できるか、そういう視点でのぞまないと、かなり危ない。特に僕は脳疾患のジストニアになった経験があるので余計にみにしみてわかっていることなのです。

だから、練習し過ぎてしまった時にはかなり反省します。
最近は少なくなってきたけれど、昨年はかなりダメだな!と反省した事が多かった。

学者さんで論文書く方とかもそうらしいですが、
基本的に毎日少しの時間、濃密にやることが大切。

もちろん楽器の練習って、たまには脳筋的にかなり時間をかけて弾かなきゃいけないときもあります。
僕は学生時代、学校行ってる時以外はほぼギター弾いているか、たまにバイク乗っているかどちらかだったです。
起きてすぐギター弾いていたし、寝る直前まで弾いていた。そういう時期も必要かもしれないんだけれど、
決してそれが大正解ではないってことも今ではわかります。

僕は音楽を仕事ににしてしまっているので、一生勉強するし、一生練習すると思います。
だけれど、本来音楽って、みなさまの人生を少しだけ豊かにできればそれでいいくらいのものだと僕は思っています。
だから、生徒さんたちにも、アスリートみたいな感覚で練習しなくてもいいよーなんてお伝えしています。
音楽を聴くだけでももちろん十分。
さらに音楽を演奏するってだけで、けっこう非日常。
その時間を、みなさまの充実した人生の、
ちょっとしたスパイスとして使っていただければ幸いです。