チャーリー・パーカーさんについて!
みなさま、こんにちは!
春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、
ギター講師、ウクレレ講師、演奏家の古田竜之介です。
本日もYouTube演奏動画のリンクをはりつけておきます!
本日はジャズギターの演奏動画。
【ジャズギター】チャーリー・パーカー作、カッケェ曲の進行でソロ弾いた。〜Laird Baird with Ibanez Jazz guitar & Fender amplifier〜
今日は少しコアなお話かも。
僕はチャーリー・パーカーさんがすごく好きです。
いや、ジャズを弾いたり聴いたりされておられるみなさまのなかで、チャーリー・パーカーさんきらい!!って方も珍しいかもしれませんが…。
サックスでいうと、一番好きなのはソニー・スティットさん!!
2番目に好きなのはジョー・ヘンダーソンさん。
3番目に好きなのがチャーリー・パーカーさん!!
3番目かい!ってかんじですが、ジャズブルースやリズムチェンジを聴くとなると、やっぱ彼の演奏が1番好きです。
やっぱり、ビバップを作った方の天才ぶりってのはすごい!!
ビバップを習い、教典といってもいいようなチャーリー・パーカーさんの演奏を、さらに洗練させたタイプのプレイヤーがその後たくさん出てきたわけですが、彼のすばらしいのはその天才性と、バップ初期であるがゆえの自由さにあるとも思っています。
たとえば、ジャズブルースの定番、ビリーズ・バウンスのソロをコピーしてみると、意外としっかりペンタトニックスケールを弾いていて、トラディショナルなブルースを聴いていたんだろうなーみたいなところが結構あります。
「ここの部分、普通にコードを追っかけたらもっと洗練された音使いになるのに、シンプルにブルースっぽく弾ききってる…。」みたいな感想が浮かぶ!!
とはいえ、びっくりするような音使いやリズムも多彩に組み合わせていて、超絶っぽいし、それでもどこかポップさを醸し出してるあたりは、箔の裏でなくて頭がアクセントになっていたり、ペンタトニックスケールをシンプルに使っていたり、
ブルースなのにメジャー7の音がすこし入っていたり…。
本当に歌うように吹いていた結果、今のジャズの礎となっていたんだなぁ、なんて思います。
もちろんコーダルな演奏や音楽理論にのっとった演奏はおしゃれな感じもしますが、やっぱりチャーリー・パーカーさんのかっこよさとか、あとはギタリストのチャーリー・クリスチャンさんの演奏とか聴くと、歌うように演奏するのが1番なんだよなぁ…なんて思います。
僕はどうだろう…。まだまだジャズの在り方やブルースの在り方ってものに縛られている気もします。
歌っているような演奏ってかんじはやっぱりすごく難しい…。
でも、歳を追うごとに演奏は楽しくなってきている。
歌えるようになってきているのかな。
今日の動画は、まだまだコードの枠に囚われてるなーなんて思います。
もっと鼻歌を歌うように、たまには大声で歌うように演奏したい。
これだからおもしろいのですね!!