フルアコのおはなしー。
みなさま、こんにちは!!
春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、
ギター講師、ウクレレ講師、演奏家の古田竜之介です。
とりあえず、本日の演奏動画投稿はこちら!
今日はジャズギターです。
【ジャズギター】やっぱフルアコっていいよな!!〜Jazz guitar with Ibanez archtop guitar & Fender USA amplifier〜
フルアコースティックギターとか、アーチトップギターとか、その辺りの呼ばれ方するギター、やっぱりめっちゃ好きです。なんやかんやでジャズで使われますね。実際今日の僕の演奏動画もジャズでフルアコですし。
ただ、がっつりフルアコでロック弾いても、結構僕はノれる!!むちゃくちゃノイズとハウリングに気を使うけれど….。
フルアコにもなんかいろんな種類があって、昔ながらのギブソン系、ボディが薄くていろんなステージに対応できそうなハイエンド系、木目をがっつり出したラグジュアリー系、一見フルアコに見えないけど実は…っていう隠れ系。
僕は昔ながらのギブソン系が好きですが、色があんまり好きなやつがないのです。黒は大好きだけれど!!あんまり出回ってない。
僕はIbanezのフルアコをよく弾いています。
最近、パットメセニーモデルで黒いフルアコが出てて、すごくカッコよかった。弾きやすそうだったし、あれ欲しいな…。
僕が自主練習で使っているのもフルアコです。AFC151という、赤茶色のギター。これもまたかっこいい。
最近ギターの整理をして、本当に使うもののみ残しました。それでも8本ですが…。いろんな用途があるし、道具としてこれは仕方なし。
フルアコースティックギターを使っていて、かつジャズギタリストではないギタリストはだれかな?って考えると、真っ先に出てくるのは、ワー・ワー・ワトソンさんという方です。
ファンク、R&B系の、僕がめちゃくちゃ憧れるけど真似はできねぇ!!系のギタリスト。ワウワウワトソンとも呼ばれることがあって、プレイのほとんどをワウペダル、そしてフルアコで弾ききります。
こういうスタイルが極端なタイプのギタリストって、大抵は特定のバンドで売れていたか、もしくは大ヒットソングを作ってソロアーティストとして売れていたか、あとはプロデューサー兼任か、みたいな感じの方が多いですが、ワーワーワトソンさんは結構伴奏の名演をしっかり残している。それがたまらなくかっこいいです。
逆に、ジャズギタリストなんだけれどフルアコを弾いている姿を見たことない!って方もいらっしゃいます。
僕がパッと思い浮かぶのは、エド・ビッカートさん。
めちゃくちゃ伴奏がうまい…。コードワークとトーンが最高におしゃれ。そしてずっと古びた黄色のテレキャスターを使って、ストレートアヘッドなジャズを弾いている…!
これはこれでめっちゃかっこいいです。
けっこう攻めたトーンを出しているんだけれど、しっかりフルアコでジャズ弾いてるなー!!って方もいらっしゃいます。ギラッド・ヘクセルマンさんとか。近代的な、コンテンポラリージャズにめちゃくちゃ詳しいわけではないですけれど、彼の演奏はなんかギターキッズ的に心くすぐられるものがあります。
でもやっぱりフルアコを一番カッコよく鳴らしているのは、結局ウェス・モンゴメリーさんだよなぁ…って思ってしまう…。
優劣ではないし、勝ち負けでもないのですけれど!!
親指弾き+あの左ゴッドハンドはすげえです。いつ聴いても。
なんか、フルアコってすごく使いにくいんだけれど、今でもごついフルアコを抱えている姿ってのは、次元大介がずっとリボルバーを使っているみたいなロマンを感じるのてます…。