しばらく頭から離れない演奏ってあるよね。
みなさま、こんにちは!
春日井ギター&ウクレレ教室 R studio代表、
ギター講師、ウクレレ講師の古田竜之介です。
この記事は基本的に色々な音楽について、またギターやウクレレという楽器について、その他いろいろ書いていく感じでやっていますが、やっぱり好きなミュージシャンのおはなしが必然的に多くなっています。僕の活動とかを記事にしてもいいのですが、そういうのは動画で十分かなー!
なので、音楽お好きな方が読んで、普通に面白いものにしたいのです。
ただ書こうと思っても、最近聴いてめちゃくちゃ好きになったひとつの演奏や楽曲がずっと頭に残って、そのことしか頭に浮かんでこないこともあります。僕はこちらのR studioのブログ記事の他、名古屋駅前ミュージックスクール、F studioのブログも書いているので、なおさらネタは常にストックしとかなきゃいけない。厳密にネタをちゃんと書き留めたりしているわけではないのですが、最新の楽曲、映像、音源をちゃんと追って、しっかりめに聴いておくのもひとつのネタ増やしなわけです。その中でも印象に残りやすいもの、残りにくいものってのはもちろんあって、残りやすいものを書いていくわけですが、やっぱり聴くのは僕という1人の人間なので、どうしても好きだなーと思うものは似通ってきます。
いつもはブルース、ZZtopのような古めのロック、ファンク、ジャズの演奏が多いです。でも今耳に残っているのは、今までとはかなり違うもの。
スティーヴ・モーズさんが演奏する、Cause We’ve Ended as Loversの映像!!
ジェフ・ベックさんの楽曲で、すごく有名なやつですね。
スティーヴ・モーズさんはつい最近までディープ・パープルのギタリストを務めていたギタリストです。リッチー・ブラックモアの後釜的なかんじ。僕彼の演奏めちゃくちゃ好きなんです。もう70代のベテランですが、めちゃくちゃ元気。この映像も、ENGLから新しく彼のシグネチャーモデルアンプが発売されたので、その記念に撮ったみたいな感じですね。
10/7に配信されたので、結構最近。だからSteve Morseと調べると、YouTubeで1番はじめに出てきます。
彼の演奏は、フルピッキングが主体の豪快さと、泣きのフレーズの歌心、カントリーミュージックをバックボーンにもつテクニカルなリズム演奏、航空パイロットのお仕事をしていた時期もあるせいか、ちゃんと引き締まった若々しいルックス。すごく魅力的なギタリスト。もちろんENGLのシグネチャーモデルアンプから出る音もすばらしい!!
僕が最近時々フルピッキングで速弾き演奏の動画を出すのは、彼の演奏に触発されてというところが大きいです。
こういうフュージョン系の演奏はあまり刺さらないことも多いのですが、彼の演奏はなんかすごく好きで、久しぶりにフュージョンギターを何度も聴いた感覚でした。その前によくきいていたのは、おそらくハイラム・ブロックさんの演奏するTEEN TOWNという曲かな。ジャコ・パトリアスさんが作曲した名曲。もうかなり昔の曲ですし、僕がそれを聴いていたのもこれまたかなり前。
とにかく、スティーヴ・モーズさんの演奏がなかなか頭から離れず、かっこいい演奏を思い出そうとすればするほど、もう一回彼の映像を見てしまうというループ。こういうループは何度も経験してきましたが、ここまでループして聴いているフュージョン系やジャズロック的な演奏ではこれがはじめてかも。
とにかく素晴らしいです。ぜひ検索して聴いてみてください!
もう公開から1ヶ月くらいたっているので、そろそろ別の曲をループして聴きたいなーと思っていたところ、すっごい素敵なやつを見つけました。
ロサンゼルスでご活躍中のギタリスト、森孝人さん。
唯一僕がオンラインサロンに入っている、morimusictvの代表の方であり、アメリカでバリバリ演奏しているサイドマン。
彼が演奏する、ジャズスタンダードの「枯葉」ですね。
配信で一発スタート!みたいなソロギター演奏で、親指でフルアコを弾くというウェス・モンゴメリー的な、いわゆる王道のジャズギター。この演奏がまあすごかった。コンテンポラリージャズのような、難解な演奏は全くしていないのですが、歌心万歳のコードソロを楽しそうに弾かれている姿、リズムと遊ぶような素晴らしいグルーヴ、そしてなによりその出音の素晴らしさ。全てが最高です。森孝人さんは、かなりファンキーでブルージー、さらにはゴスペルの要素をしっかりと反映させた、ロスで育ったとしか思えないアメリカンな演奏をされるのですが、この枯葉の演奏は東京のジャズシーンでもご活躍なされていたことを想像させる、震えるような演奏でした。インタビューにこたえるときのジョージ・ベンソンさんみたいな。ジョージ・
ベンソンさんって、指でギターを弾きながらインタビューに応えているイメージが結構ある。その時のプレイををもっと熱くしたような、素晴らしい演奏。今度のループはこの森孝人さんの枯葉ソロギターになりそう。こういう頭にこびりつくような素晴らしい演奏に火をつけられて、毎日楽器を触っています。