ちょいバズりした投稿の内容について。

みなさま、こんにちは!
春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、
ギター講師、ウクレレ講師の古田竜之介です。

本日は、今朝何気なくthreadに投稿した文章が、
ほんのちょっとだけバズっているので、投稿した文章からもうすこし踏み込んだはなしをしようかな、と思って書いております。

https://www.threads.net/@furutaryunosuke/post/DHKNZSzSbXq?xmt=AQGzGCB3mdpm08T5SueDNGtI-zmAMm3Q_3M1IxvwjXC_hQ

エリック・クラプトンさんの魅力について書いてみたこの投稿。
彼はブルースのレジェンド、ロバート・ジョンソンさんからはじまり、B.B.Kingさん、バディ・ガイさんのようになりたくて、でも彼らの素晴らしさに打ちのめされて、
同期では超天才ジミ・ヘンドリックスさんが伝説となり、ジェフ・ベックさんがギターヒーローの代表格となり、
後輩にはロックだけではなくジャズをすごいテクニックで演奏するジョージ・ベンソンさんなどが出てきて、いろいろなミュージシャンをちゃんと見て、ちゃんとコンプレックスを抱き、そしてそれでも今ステージに立ってギターを演奏して、歌を歌って、曲を書いている。
その音楽への探究心、執着心こそが彼のレジェンドミュージシャンとしての魅力なんじゃないかな?みたいな投稿をギュッとして書きました。

結構おもしろいコメントもいただきましたね!
彼は来日した際、かなりの頻度でブルーノート東京にライブを見に行っていて、たとえばジャズギタリスト、ジム・ホールさんの演奏に釘付けになっていたとか、そういうおはなし。当時ブルーノートで働いていらっしゃった方がコメントをくださいました。

ジミ・ヘンドリックスさんやスティーヴィーワンダーさんのような、圧倒的に天才の音楽は、人に衝撃をもたらしますが、エリック・クラプトンさんはそこまでではなかった!っていう方もいらっしゃいました。

これはもう好みの問題なので、正解はないと思います。
たとえばクラプトンが弾いているのはブルースじゃない!という典型的なブルースファンの方もいらっしゃいます。
これは、正直に言いますが、わかる。
おっしゃってることはよーくわかる。

その上で!
僕個人的な考えですが、ブルースであるかないかって、あまり重要じゃない気もします。
大切なのは良い音楽を演奏することで、それを聴いて楽しくなったり、幸せになったり、励まされたり、感動したり、そういう気持ちになるオーディエンスもいらっしゃるということ。
アフリカンアメリカンのブルースフィーリングがあるかないかで音楽の良し悪しが決まるのかといえば、そんなことない気もします。
これはすべてにおいておなじ。
スウィングしてない!ジャズじゃない!って評価されたりしている曲を聴いて、かっこいい!おしゃれ!楽しい!と思う方もいらっしゃるはずです。
ソウルがこもってない!昔の曲をパクってるだけ!っていわれがちな音楽を聴いて、今日も仕事がんばろう!と元気をだしておられる方だっていらっしゃる。

音楽って、そういうふうに社会に貢献しているもんだと思います。映画、アニメ、ゲームなどの他のカルチャーに付随してパワーアップするのも音楽の特徴。
映画好きは結構な確率で音楽も大好きな場合が多い。

そういうふうになにか別のカルチャーにパワーを与えることができるのも音楽の特徴。

もちろんリズム、メロディー、即興演奏、テクニックみたいなものが重視されるカルチャーもあるけれど、音楽ってそこの狭い世界だけのものではない。

今回はエリック・クラプトンのことについて書きましたが、彼のようなレジェンドの作る音楽は当然として、世に出ていてある程度知名度のある音楽を、少なくとも公の場で悪く言うのは、あまりおすすめできないかなー、と言うのが僕の意見です。
思っててもいいんだけれど、それを言ったら傷つく方がいらっしゃるかもしれない。
そういう優しさひとつひとつが、音楽の世界をもっと楽しいものにしてくれる気がするのです。

「音楽はハートさえあれば、技術なんかなくても良い!」っていうのもまた違うかなーと思うので、そこも難しいところですが!

綺麗事ばっかり言ってるように聞こえるかもしれませんね。
でも、本当に思っていることなので仕方がありません。

演奏動画の投稿ばかりで、滅多にホームページのブログ以外で文章を書かない僕ですが、なんとなく書いてみた投稿がなかなか読まれているってのがおもしろかったので、
これからちょっと文章もまぜてみようかな、なんて思っています。