ジョニー・ウィンターさん、めっちゃかっけえんです!!

みなさま、こんにちは!春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、ギター講師、ウクレレ講師の古田竜之介です。本日は今までの記事には書いてこなかった、大好きなギタリストについてじっくりと書いていこうと思います。
本日の動画は、今日のお題、ジョニー・ウィンターさんというブルース、ロックギタリストを意識して弾いた演奏です。
【ロックギター】勢いブルースロック。〜Blues Rock with Eric Clapton model Stratocaster〜

ジョニー・ウィンターさん。有名なギタリストですので、ご存知の方も多いかと思います。僕が彼にハマったのは
バディ・ガイさんのライブに、ゲストでジョニー・ウィンターさんが出ていた映像を見た時でした。かなりたくさんのミュージシャンがいらっしゃって、「スウィート・ホーム・シカゴ」を演奏してましたね。うろ覚えですが、バディ・ガイさんの他に、エリック・クラプトンさん、ロバート・クレイさん、ヒューバート・サムリンさん、ジミー・ヴォーンさん、あと当時かなり若手のジョン・メイヤーさんもいらっしゃったかな。他のミュージシャンはみなさん立って演奏されていたのですが、ジョニー・ウィンターさんはもうかなり足腰にきていたのか、おひとりだけ座って演奏をしておられたのを覚えています。
それでも、1番見た目が派手だったw
テキサスっぽいハットをかぶり、腕にはガッツリタトゥーが入っていて、見たこともないような白いヘッドレスギターを持っていて。大丈夫なのかな?と思って見ていたら、めちゃくちゃカッコいいギターソロ弾きだして、ギャップすごっ!と思ったのを覚えています。そこから、このかたの全盛期ってどんな感じだったんだろう!って調べはじめたのがキッカケで、めちゃくちゃハマりました。確かドクタージョンというオルガン奏者と一緒に演奏しているライブが、そのままライブをお届けするタイプの音楽映画になっていて、それ買いましたねー!なんか、ライブ前の移動でバスかなんかに乗っているジョニー・ウィンターさんがえらくカッコよかった。その時は黒いヘッドレスギターとギブソンのファイヤーバードを弾いていらっしゃいましたね。とにかくギターソロが速い!長い!後にも先にも、12分以上のギター演奏をフルで耳コピしたのは彼のライブ演奏だけです。
彼は基本ブルースロックミュージシャンなので歌いながら弾くのですが、またこれギターボーカルとしての演奏のすごさとか、歌声のかっこよさとか、すごくハマりました。今までの生涯で1番たくさんCDを持っていたのは、間違いなくジョニー・ウィンターさんです。めっちゃ出してたし!!どれがおすすめかと聞かれれば、シンプルにベストアルバムが1番おすすめですね。たしか彼のベストアルバムって一枚しかなかったと思います。
ボトルネック奏法もめっちゃうまかった!!最初は勢いまかせのテクニカルなブルースギタリストってイメージでしたが、そんなことない!しっかりトラッドなブルースも弾ける方でした。エルモアジェイムス好きなんだなーみたいな感じ。あと、サムピックを使って弾ききるスタイルも印象的でしたね!当時僕はサムピック使っていろんなジャンル演奏するぞ!っていうスタイルだったので、彼の演奏を色々研究しました。正直なところ、サムピックでしか弾けないフレーズを連発するって感じではなかったですね。たまたまサムピックの方が気に入ってる、といった感じ。
もちろんボトルネック奏法のときはサムピックと指弾きでめちゃくちゃブルージーな音でしたが、普通に弾いている時、使い方自体は普通のピックとそれほど変わらない。時々バッキングで指を使ってたりしてたくらいですかね。でも、サムピックを長く使ってたからわかることもありまして。サムピックって、結構厚くできているうえ、先がかなりとんがっているので、かなり軽く弾いてもしっかりとした太い音がでるんです。このコントロールが難しいのですが、彼の演奏はそのピッキングの軽さとか、小回りの良さを生かした、めちゃくちゃスピーディーでスムーズなんだけれど、音も丸みを帯びた太い音で、それが彼の演奏魅力に大きく貢献していたような気がします。
かなり前にお亡くなりになってしまいましたが、晩年も結構アルバム出している。ジャケットの写真とか見ると、大丈夫かな!?ってなるのですが、聴いてみると本当に野太いブルースが聴けるという、ギャップ萌えのギタリストです。彼が使用していたヘッドレスギターは、アールワインという韓国のメーカーだったらしく、僕は今でも欲しくてたまりません。今見つけたらすぐ買うだろうな!っていうギターは、彼が愛用したこのギターくらい。特にロック好きから、ブルースも聴いてみようかな!という方にはめちゃくちゃオススメ!!サンボマスターのギターボーカル、山口たかしさんも大好きなギタリストなんだそうです。
本当にカッコいいので、ぜひ聴いてみてください!!