慎重にことばをえらぶ。
みなさま、こんにちは。
春日井ギター&ウクレレ教室 R studio 代表、
ギター講師、ウクレレ講師の古田竜之介です。
仕事をしていると、すごく難しいなぁと思うことのひとつに、言葉の選び方があります。
どれだけ注意しても、人間なので、なにか余計なことを言ってしまったり、おはなししているお相手がすこし気になることを言ってしまったりすることはあるかと思いますが、だからこそ、自分ではもう思いつかない!というくらきゼロに近づける努力をしなければいけない。
演奏の技術や音楽の知識ももちろん大切。
でもそれ以前に、態度や仕草、なにより自分の口から出る言葉に常に気を張らなくてはいけないと思っています。
丁寧なだけではいけないし、ここはもういい言葉が降ってくるのを願うしかない。
たとえば、ご家族にご高齢の方がいらっしゃるとして、
そのご家族のおとしのおはなしになったとき、「ご高齢」はアウト。「お歳をめしている」ってのもなんだかなぁ。
これ実話なのですが、僕はその時「ベテランの方」と言いました。
その時に生徒さんに「ベテランって言い方はいいですね!」って褒めていただいたのですが、その生徒さんは中学生でした。
若い方おそるべし!と思ったのと同時に、本当に帰っても今日は完璧だった!と毎日思えるくらいしっかりと言葉を選ばないと、仕事は絶対にうまくいかなくなっていくだろう!と思いました。
無自覚でも人間は誰かを傷つけてしまうもの。
だとすれば、せめて自分では完璧に近い形でコミュニケーションをとろうと勉強して、実践することが、人と接する上での敬意の示し方かな、なんて個人的には思っています。
それが仕事ならなおさらですね…!
今日はすこし反省点があったので、次回それをうまく謝ろうと思っています。
重大なミスを犯したらならば本当に誠心誠意謝罪するのが筋ですが、
大したことではないことにあまり深く謝りすぎると、逆にそれを気づかせてしまうので、誠意を示しながら、それでもフランクに謝る、そのバランス感覚も難しい。
お相手の表情も読み取らなくてはならないので、
本当に難しいですが、僕はそういう、敬意とか、筋とか、人との接し方について、どうしても敏感になってしまう。
それでも、これが神経質に伝わらないようにしないといけない。
なぜなら、生徒さんに
僕への態度はちゃんとしなきゃ!と気を遣わせてしまうから。それは本当に申し訳ない。
音楽のこと、自分の演奏のこと。生徒さんのみなさまのこと。今日の仕事ぶり。考えることが山のようにある。
それを整理するのが、朝のランニング。
という感じで、わりとうまくルーティン化できてはいるのですが、とにかく人と接する時の敬意はずっとこれからも変わらないと心に誓って、今でも過ごしています。
当然のことではあるけれども、それを本気でやる。
僕のモットーです。